今から25年前に我が家に長男が生まれた。
小さいときは小児ぜんそくを患いアトピー性皮膚炎もあった。
近くの国立病院で診察してもらったがアレルギー反応の数値がかなり高い状態であった。
その頃、僕は生命保険会社の管理職でほぼ1日中デスクワークが中心で夜も遅く外食の頻度が高く
今からでは考えられないが体重が今より20Kg近く太ってしまっていた。
運動不足もたたってかある時ぎっくり腰になって3日間動けない日を過ごした。
4日目にちょっと無理をしてゴッドハンドと言われる整体の先生に見てもらいに行った。
その先生に長男のアトピーのことを相談すると、「その子が食べるものに注意しなさいよ!と教えてくれているんですよ」
とアドバイスを受けた。同時にぎっくり腰は嘘のように治り喜んで帰ったのだ。
次の日からすぐに食に関する本を読みあさって家にある調味料をすべて買い換えをした。
食生活も見直した。
朝食はフルーツだけで済ますようにし、ランチはサラダバーがあるお店を選んでいったりした。
10年近くその食生活を続けていた様に思う。
やはり子供がきっかけになってライフスタイルを考えるタイミングが来るようだ。
3月5日の農体験に参加された2組の子供連れのお母さん達は「将来的に自分の畑で無農薬野菜を作りたい」と言われた。
特に女性の方は敏感だ。
そこで「おすすめの本があれば教えてほしい!」と良く質問を受けるのでお答えしたい。
僕のおすすめの本
1:「自然農法 わら1本の革命」福岡正信著
自然農法の第1人者で日本より海外で有名。
自然農法の4大原則
- 不耕起
- 無肥料
- 無農薬
- 無除草
2:「完全版 自然農」川口由一著
1991年「赤目自然農塾」創設者
自然農3原則
- 耕さない
- 農薬・肥料を持ち込まない
- 草や虫を敵にしない
3:「土と内蔵 微生物が作る世界」ディビット・モントゴメリー+アン・ビクレー著
ワシントン大学教授の地質学者と生物学者の妻との共著
微生物が土壌の健康と人間の健康の両方に果たす重要な役割をわかりやすく理論的に書かれた名著
僕は最初に3の「土と内蔵」を読んだ。
土の中に目に見えない無数の微生物がいてその働きのことをこの本で初めて知ったのだ。
このことをよく理解していると自然農法4大原則や自然農3原則の事は理解しやすい。
他にも多くの本が出版されているがまずはこの紹介した本は基本中の基本だと思う。
生命力の高い野菜を栽培するためには自然に逆らわないことだ。
今年も自然の中で自然の一員として打ち解けて植物の高い周波数に同調していきます。
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