縄文式漬け物

中川仁さん奈良漬けワークショップに参加してきました。

2024年11月6日滋賀県草津市にある”サチヒラキ”さんで中川仁さん奈良漬けワークショップに参加してきました。

中川仁さんの話はいつも奥が深い

開口一番、乳酸菌発酵の野草(しば)漬けやぬか漬けと違って、今回は奈良漬けのワークショップ。
奈良漬けは乳酸菌発酵のように奥の深い話はありません。と
今回の奈良漬けは厳密に言うと酒粕の粕漬け。

今回の材料
1:野菜
2:塩(海の塩)
3:酒粕(練り粕)

詳細はKAIKAサロンのメンバーページでアップします。

市販の奈良漬けとの違いは?

市販されている奈良漬けは砂糖とみりんがいっぱい入っているそうだ。砂糖とみりんの使用量も酒粕と同じぐらい大量に使われている。しかも、何度も酒粕と砂糖とみりんを漬け替えて製品にされるそうで、まるでシロップ漬けのようになっている。
これでは保存性は高まるが熟成はしないものになっている。

仁さんの漬け方では、1度漬けてしまうと10ヶ月間そのまま触らない。味噌と同じように熟成をさせるのだ。

仁さんのワークショップでは、仁さんが漬けた奈良漬けを大皿に出されるので、つまみながら話を聞くスタイル。
初めて食べたらびっくりするぐらい甘くて美味しい。酒粕だけでもご飯の上に乗せて食べたくなる美味しさだ。
野菜と酒粕が10ヶ月かけて熟成されるとこんなに美味しくなるのには驚いた。

仁さんは奥が深い話は無いと言ったが、僕は何度も感心するほど奥の深い話を聞くことが出来た。
今回はその時の語りの部分だけでも皆さんにご紹介したい。

ワークショップの様子を写真で紹介

西口 吉宏

60歳を機に自然農園KAIKAを経営 自然農で栽培した野菜は全国から注文が殺到するようになった。 耕作放棄地を借り現在耕作面積2000坪以上。 自然農の野菜は数少なく、プロの料理人からも絶賛。 子ども達にトマトの収穫体験をさせて食育事業にも貢献。 セミナー・体験会・お話会、 また初心者の方のための栽培サポートや 地元のビオマルシェを定期開催し 自然農普及活動に力を入れている。

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