
こんにちは。自然農園KAIKAの西口吉宏(にしやん)です。
今日は、私が26年の自然農実践の中で、毎年欠かさず育てている野菜をご紹介します。
それが「キクイモ(菊芋)」です。
この黄金色のイモ。ショウガに似た、不思議な形をしています。
でも、この小さな塊茎には、現代人が求めてやまない健康の秘密が詰まっているのです。
「天然のインスリン」——そう呼ばれるキクイモ。
血糖値を整え、腸内環境を劇的に改善する。まさに究極のスーパーフードです。
そして、何より素晴らしいのは、一度植えれば、毎年収穫できるということ。
無肥料・無農薬で、放任しても育つ。毎年、豊かな実りを与えてくれる。
これほど頼もしい野菜が、他にあるでしょうか?
【第1章】キクイモとは何か?〜知られざるスーパーフードの正体〜

■ キクイモの基本情報
キクイモを知らない方も多いかもしれません。
スーパーでもあまり見かけませんし、「芋」といっても、ジャガイモやサツマイモのような存在感はありません。
でも、世界では「世界三大健康野菜」の一つとして知られているのです。
(ちなみに三大健康野菜とは、キクイモ・アピオス・ヤーコンの3つです。私の農園では、このうちキクイモを栽培しています!)
キクイモの基本情報:
別名:エルサレム・アーティチョーク、トピナンブール
分類:キク科ヒマワリ属の多年草
原産地:北米
日本への伝来:江戸時代末期
地上部:2〜3メートルの高さまで成長、秋に黄色い花が咲く
地下部:ショウガに似た塊茎(イモ)ができる
■ キクイモの最大の特徴
キクイモの最大の特徴——それは、イヌリンという成分を、全植物の中でもトップクラスに含んでいることです。
イヌリンについては、後ほど詳しくお話ししますが、これが「天然のインスリン」と呼ばれる理由です。
そして、もう一つの大きな特徴。
それは、多年草であるということ。
一年草の野菜は、種を蒔いて、収穫したら終わり。翌年はまた種を蒔く必要があります。
でも、キクイモは違います。
一度植えれば、毎年収穫できるのです。
収穫の時に、小さなイモを土の中に残しておけば、翌年もまた芽を出し、育ち、実りをもたらしてくれる。
これは、自然農を実践する私にとって、何よりも嬉しいことです。
■ 痩せた土地でも、無肥料でも育つ強さ
キクイモは、痩せた土地でも力強く育ちます。
肥料を必要としません。農薬も必要ありません。
ムクナマメと同じように、無肥料なのに、素晴らしい栄養価を持つのです。
繁殖力が非常に強く、放任栽培でも毎年豊かに実ります。
病害虫にも強い。夏の猛暑にも耐える。
自然の力だけで、元気に育ってくれる——これが、キクイモの素晴らしさです。
【第2章】イヌリンとは何か?〜天然のインスリンの正体〜
さて、ここからは、キクイモが「天然のインスリン」と呼ばれる理由をお話しします。
その鍵となるのが、イヌリンという成分です。
■ イヌリンの基礎知識
イヌリンとは、水溶性食物繊維の一種です。
キクイモには、このイヌリンが乾燥重量の60%以上も含まれています。これは驚異的な数字です。
イヌリンの特徴は、次の通りです:
人間の消化酵素では分解されない
イヌリンは「難消化性」です。つまり、小腸で消化・吸収されず、大腸まで届きます。
腸内で善玉菌のエサになる
大腸に届いたイヌリンは、善玉菌(ビフィズス菌など)の最高のエサになります。
水に溶けるとゲル状になる
水分を吸収して膨らみ、ゲル状になります。これが、様々な健康効果をもたらします。
■ なぜ「天然のインスリン」なのか?
インスリンは、血糖値を下げるホルモンです。
糖尿病の方は、このインスリンの働きが不足しているため、血糖値が高くなってしまいます。
イヌリンは、インスリンのように血糖値を直接下げるわけではありません。
でも、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
血糖値の上昇が緩やかになれば、インスリンの分泌も安定します。膵臓への負担も減ります。
結果として、血糖値のコントロールがしやすくなる——だから「天然のインスリン」と呼ばれるのです。
■ イヌリンが注目される理由
近年、イヌリンは健康業界で大注目されています。
その理由は、次のような効果が期待できるからです:
血糖値の上昇を穏やかにする
腸内環境を劇的に改善する
中性脂肪・コレステロール値を下げる
ダイエット効果
糖尿病予防・改善の可能性
実際、多くの研究で、イヌリンの健康効果が実証されています。
キクイモは、このイヌリンを、自然のまま、豊富に含んでいる——これが、スーパーフードと呼ばれる理由なのです。
【第3章】キクイモの驚異的な健康効果〜薬効と効能〜
ここからは、キクイモの具体的な健康効果を、詳しくお話しします。
■ 血糖値への効果
【食後血糖値の上昇抑制】
イヌリンの最も注目される効果が、これです。
イヌリンは、水に溶けるとゲル状になります。このゲルが、糖質の吸収を緩やかにしてくれるのです。
通常、食事をすると、糖質が小腸で吸収され、血糖値が急上昇します。
でも、イヌリンを一緒に摂ると、糖質の吸収スピードが遅くなります。
結果として、食後の血糖値の急上昇が抑えられるのです。
血糖値の急上昇は、糖尿病のリスクを高めるだけでなく、肥満や動脈硬化の原因にもなります。
キクイモを日常的に食べることで、これを予防できる——これは、本当に大きなことです。
【継続摂取の効果】
さらに、研究では次のようなことが報告されています:
イヌリンを1日10g、8〜12週間継続して摂取した結果:
血糖値が有意に低下
空腹時血糖値も改善
糖代謝が改善
中性脂肪が減少
善玉コレステロールが増加
つまり、毎日少しずつ続けることで、体質が変わるのです。
■ 腸内環境への効果
【善玉菌を劇的に増やす】
イヌリンは、腸内の善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)の最高のエサです。
実は、イヌリンは他の食物繊維よりも、圧倒的に効果的なのです。
例えば、「難消化性デキストリン」という食物繊維は、摂取量の半分が善玉菌のエサになります。
でも、イヌリンは、摂取量のすべてが善玉菌のエサになるのです。
つまり、イヌリンの方が、2倍効果的に腸内環境を改善できるということです。
【整腸作用】
善玉菌が増えると、腸内環境が整います。
具体的には:
便秘改善:便を柔らかくし、排便を促す
腸の蠕動運動を促進:腸が活発に動くようになる
腸内フローラのバランス改善:善玉菌優勢の状態に
悪玉菌の抑制:悪玉菌が減り、腸が健康に
便秘で悩んでいる方、お腹の調子が悪い方——キクイモは、強い味方になってくれます。
【短鎖脂肪酸の生成】
イヌリンが腸内で発酵される過程で、「短鎖脂肪酸」という物質が生成されます。
この短鎖脂肪酸が、実はすごいのです。
腸のエネルギー源になる
腸のバリア機能を高める
全身の炎症を抑える
免疫機能を調整する
脂肪の蓄積を抑える
つまり、イヌリンは、腸だけでなく、全身の健康に貢献するのです。
■ その他の健康効果
【脂質代謝の改善】
イヌリンには、脂質代謝を改善する効果もあります。
中性脂肪の減少
総コレステロール値の低下
善玉コレステロールの増加
脂肪肝の予防
血液がサラサラになり、動脈硬化のリスクが下がります。
【血圧への効果】
キクイモには、カリウムも豊富に含まれています(100gあたり610mg)。
カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出してくれます。
結果として:
高血圧の予防・改善
むくみの解消
心臓への負担軽減
【ダイエット効果】
キクイモは、ダイエットにも最適です。
低カロリー:100gあたり35kcal(ジャガイモの約半分)
低糖質:糖質制限ダイエットにも◎
満腹感が得られやすい:イヌリンが膨らむため
脂肪の蓄積を防ぐ:血糖値の急上昇を抑えるため
無理なく、健康的に痩せられる——それがキクイモの力です。
【免疫力向上】
腸内環境が整うと、免疫力が向上します。
なぜなら、腸は免疫の要だからです。
全身の免疫細胞の約70%が、腸に集まっています。
腸が健康になれば、風邪をひきにくくなり、アレルギーも改善し、病気に負けない体になります。
【その他のミネラル・ビタミン】
キクイモには、他にも様々な栄養素が含まれています:
カリウム
マグネシウム
リン
ビタミンB群
セレン
亜鉛
自然が作り出す、完璧な栄養バランス——それがキクイモです。
【第4章】自然農で育てるキクイモ〜26年の実践から〜
さて、ここからは、実際の栽培についてお話しします。
■ なぜキクイモは自然農に最適なのか
キクイモは、自然農と完璧に相性が良い植物です。
【無肥料で旺盛に育つ】
キクイモは、肥料を必要としません。
痩せた土地でも、力強く育ちます。
根から栄養を吸収する力が強く、自分で必要なものを作り出す——まさに、ムクナマメと同じです。
肥料を一切与えていないのに、天然のインスリンを豊富に含む。
これこそが、自然の奇跡です。
【毎年収穫できる多年草】
キクイモの最大の魅力——それは、一度植えれば、毎年収穫できるということです。
収穫の時に、小さなイモを土の中に残しておけば、翌年の春、また芽を出してくれます。
種を買う必要もない。植え付ける手間もない。
自然が、毎年、恵みを与えてくれる。
これは、持続可能な農業の理想形です。
「買う時代から作る時代へ」——そのとき、キクイモのような作物が、どれほど頼もしいか。
毎年安定して収穫できる安心感は、何にも代えがたいものです。
【強靭な生命力】
キクイモの生命力は、本当に強いです。
繁殖力が非常に強い:放っておいても増える
病害虫に強い:ほとんど被害を受けない
猛暑に耐える:近年の暑さにも負けない
放任栽培でも育つ:手間がかからない
ただし、繁殖力が強いということは、増えすぎる可能性もあるということ。
栽培する場所は、よく考える必要があります。
私の農園では、専用の区画(12mの畝)を設けて栽培しています。
【土を豊かにする】
キクイモは、深く根を張ります。
その根が、土を耕し、ほぐしてくれます。
また、収穫後の茎や葉を土に還せば、緑肥として土を豊かにしてくれます。
キクイモを育てることは、土を育てることでもあるのです。
■ 自然農園KAIKAでの栽培実践

では、実際の栽培の流れをご紹介します。
【春(3〜4月):種芋を植え付け】
春、暖かくなってきたら、種芋を植え付けます。
前年に収穫したキクイモの中から、小さめのものを選びます。
深さ10センチほどの溝を掘り、10〜15センチ間隔で種芋を置いていきます。
土を被せて、軽く押さえる。それだけです。
肥料は入れません。水やりもほとんど必要ありません。
私は12月から2月ぐらいまでの収穫の時に小さなイモや欠けたイモを土の中に
入れて置くだけです。だから、種芋の植え付けはしていません。
【夏(6〜8月):驚異的な成長】
梅雨が明けると、キクイモはぐんぐん伸びます。
7月、8月になると、2メートル、3メートルという高さまで成長します。
大きな葉を広げ、太陽の光を浴びて、力強く育っていきます。
この姿を見ていると、「ああ、生きているんだな」と実感します。
無肥料なのに、これほどの生命力。
自然の力は、本当に偉大です。
【秋(10月〜):美しい黄色い花】
10月以降にかけて、キクイモは花を咲かせます。
ひまわりに似た、美しい黄色い花。
大空に向かって、元気に咲く花。
私は、この花を見るたびに、元気をもらいます。
「今年も、ありがとう」
そんな気持ちになります。
【晩秋〜冬(11〜2月):収穫の時期】
霜が降りると、地上部が枯れてきます。
茎が茶色くなり、葉が落ちる——これが、収穫の合図です。
11月から2月にかけて、必要な分だけ、少しずつ収穫します。
土を掘ると、黄金色のイモがゴロゴロと出てきます。
「困るほど、たくさん採れる!」
これは、ムクナマメと同じです。
無肥料なのに、これだけの実り。
自然の恵みを、全身で感じる瞬間です。
【収穫のコツ】
キクイモは、土の中で保存できるのが大きな特徴です。
冷蔵庫に入れるよりも、土の中に置いておく方が、長持ちします。
だから、一度に全部掘らず、必要な分だけ収穫します。
春まで、ずっと収穫し続けることができるのです。
ただし、寒冷地では、土が凍ってしまうと掘れなくなります。
その場合は、霜除けにマルチや藁をかけておくと良いでしょう。
■ 栽培のポイント
いくつか、栽培のポイントをまとめます:
無肥料・無農薬で完全放任:これが基本です
日当たりの良い場所:太陽が大好きです
水はけの良い土壌が理想:粘土質でも育ちますが、水はけが良い方がベター
収穫時に小さなイモを残す:翌年の種芋になります
繁殖力が強いので場所を考慮:増えすぎないように管理
■ 26年の実践から見えたこと
キクイモを栽培して、私が感じること。
それは、毎年安定して収穫できる安心感です。
一年草の野菜は、その年の天候や土の状態によって、収穫量が大きく変わります。
でも、キクイモは違います。
毎年、必ず、豊かに実ってくれる。
この安定感は、何にも代えがたいものです。
そして、無肥料でこれほどの栄養価を持つということ。
人間が「こうすべきだ」と思って肥料を与えるよりも、自然が自ら作り出す力の方が、はるかに偉大なのだと、キクイモは教えてくれます。
「困るほど採れる」豊かさ。
「毎年繰り返される」循環の美しさ。
これが、自然農の本質であり、キクイモが体現してくれることなのです。
【第5章】キクイモの美味しい食べ方〜調理方法とレシピ〜
さて、収穫したキクイモを、どう食べるか。
キクイモは、実に様々な食べ方ができる、面白い野菜です。
■ 下処理の方法
まずは、下処理からお話しします。
【洗い方】
キクイモは、形が複雑で、コブがたくさんあります。
土が入り込みやすいので、たわしでよくこすり洗いしてください。
ただ、皮は薄いので、むく必要はありません。
皮ごと食べられますし、皮に栄養が集中しているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
【アク抜き】
キクイモは、基本的にアク抜きは不要です。
ただ、生で食べる場合は、切った後、10分ほど水にさらすと、変色を防げます。
変色の原因は、ポリフェノールが酸化したものなので、無害です。
でも、見た目が気になる方は、水にさらしてください。
■ 生で食べる(シャキシャキ食感)
キクイモは、生で食べると、シャキシャキした食感が楽しめます。
【サラダ】
一番簡単で、美味しい食べ方です。
キクイモを2ミリ程度にスライス
水に10分ほどさらす
水気を切る
マヨポン酢、ツナマヨ、お好みのドレッシングで
自然農の葉物野菜と一緒に盛り付ければ、栄養満点のサラダになります。
【漬物】
薄切りにしたキクイモは、漬物にもぴったりです。
浅漬け:塩と昆布で一晩
味噌漬け:味噌に漬けて数日
醤油漬け:醤油、みりん、鷹の爪で
ピクルス:酢、砂糖、塩、スパイスで
シャキシャキした食感が、病みつきになります。
■ 加熱調理(ホクホク食感)
キクイモを加熱すると、ホクホクした食感になります。
これが、また最高なんです。
【素揚げ・フライ】
私の一番のおすすめは、これです!
キクイモを一口大に切る
170℃の油で4〜5分揚げる
塩を振って、熱々をいただく
これが、本当に美味しい!
ホクホク、サクサク。止まらなくなります。
海苔塩フライ、旨塩フライにしても最高です。
【きんぴら】
きんぴらも定番です。
キクイモを細切りにする
油で炒める
醤油、みりん、砂糖で味付け
ゴマを振って完成
塩きんぴらもおすすめです。シンプルに塩だけで味付けすると、キクイモの甘みが引き立ちます。
【炒め物】
豚肉やピーマンと炒めても美味しいです。
「ジャーマンポテト」ならぬ「ジャーマンキクイモ」——ベーコンと玉ねぎと一緒に炒めて、塩胡椒で味付け。
ジャガイモよりも、あっさりしていて、食べやすいです。
【煮物・スープ】
ポタージュスープが絶品です。
キクイモを茹でる
つぶしてピューレにする
牛乳や豆乳でのばす
塩胡椒で味を整える
滑らかで、優しい味わい。体が温まります。
味噌汁やスープの具にしても、ホクホクして美味しいです。
【グラタン・チーズ焼き】
茹でたキクイモをつぶして、ホワイトソースと合わせれば、グラタンに。
チーズをのせて焼くだけでも、最高のおかずになります。
【炊き込みご飯】
豚肉とキクイモチップスの炊き込みご飯も美味しいです。
玄米ご飯に混ぜて炊くのもおすすめ。
ホクホクしたキクイモが、ご飯に良く合います。
■ パウダーにして活用
キクイモは、パウダーにすることもできます。
【キクイモパウダーの作り方】
キクイモを薄切りにする
天日干しでカラカラに乾燥させる
ミキサーやすり鉢で粉末にする
これで、保存も効きますし、色々な使い方ができます。
【使い方】
菊芋茶:お湯に溶かして飲む。優しい甘みがあります。
スムージー:自然農の人参やリンゴと一緒にミキサーに。
パンやクッキー:小麦粉に混ぜて焼く。
スープやカレー:とろみと栄養をプラス。
ふりかけ:塩と混ぜてご飯にかける。
■ 効果的な食べ方のコツ
最後に、効果的な食べ方のコツをお伝えします。
朝食に食べる
血糖値抑制効果は、朝食に食べるのが最も効果的と言われています。
食前に食べる
食事の前にキクイモを食べると、糖質の吸収が穏やかになります。
毎日少量を継続
1日50〜100g程度を、毎日続けることが大切です。
食べ過ぎ注意
イヌリンの過剰摂取は、お腹が緩くなる可能性があります。適量を守りましょう。
皮ごと食べる
栄養が皮に集中しているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
【第6章】注意点と保存方法〜知っておくべきこと〜
安全に、美味しく楽しんでいただくために、注意点もお伝えします。
■ 食べる際の注意点
⚠️ 食べ過ぎに注意
イヌリンは、過剰に摂取すると、腹痛、下痢、おならの原因になります。
1日50〜100g程度が目安です。
初めて食べる方は、少量から始めて、体の反応を見てください。
⚠️ キク科アレルギーの方は注意
キクイモは、キク科の植物です。
キク科アレルギー(ブタクサ、ヨモギ、カモミールなど)の方は、アレルギー反応が出る可能性があります。
キク科アレルギーの方は、絶対に食べないでください。
⚠️ 薬との相互作用
糖尿病の薬を服用中の方は、医師に相談してください。
イヌリンの血糖値抑制効果と、薬の効果が重なって、血糖値が下がりすぎる可能性があります。
⚠️ 妊娠中・授乳中の方
安全性が十分に確認されていないため、過剰摂取は控えてください。
適量であれば問題ありませんが、心配な方は医師に相談してください。
■ 保存方法
キクイモの保存方法は、いくつかあります。
【土の中で保存(最適)】
これが、一番良い方法です。
必要な分だけ収穫し、残りは土の中に置いておきます。
土の中なら、春まで保存可能です。
寒冷地では、霜除けにマルチや藁をかけておくと良いでしょう。
【冷蔵保存】
掘ったキクイモは、次のように保存します:
新聞紙に包む
ビニール袋に入れる
冷蔵庫の野菜室へ
1〜2週間は保存可能です。
ただし、乾燥に弱いので、新聞紙でしっかり包んでください。
【冷凍保存】
生のまま冷凍すると、水分が多いので、食感が悪くなります。
加熱してから冷凍するのがおすすめです。
茹でてから冷凍
スープやピューレにして冷凍
これなら、長期保存が可能です。
【乾燥保存】
薄切りにして、天日干しでカラカラに乾燥させます。
密閉容器に入れれば、長期保存可能です。
パウダーにしておけば、いつでも使えて便利です。
【第7章(終章)】キクイモが教えてくれること〜毎年収穫できる豊かさ〜

キクイモと共に暮らして、私が感じること。
それは、「毎年繰り返される恵み」の素晴らしさです。
■ 無肥料で毎年収穫できる奇跡
一度植えれば、毎年収穫できる。
肥料を与えなくても、天然のインスリンを生み出す。
これは、奇跡ではありません。
これが、自然の本来の姿なのです。
私たちは、つい「肥料がなければ育たない」「毎年種を買わなければならない」と思ってしまいます。
でも、自然は違います。
自ら循環し、自ら繁栄する。
キクイモは、それを教えてくれます。
「足るを知る」——それは、こういうことなのかもしれません。
多くを求めなくても、自然は毎年、恵みを与えてくれる。
それを信じ、見守り、感謝する。
それが、持続可能な農業であり、持続可能な生き方ではないでしょうか。
■ スーパーフードが教える本当の豊かさ
キクイモは、血糖値を整え、腸を整え、そして心を整えてくれます。
薬ではなく、食べ物で健康を守る。
病気になってから治すのではなく、日々の食事で病気を予防する。
「医食同源」——これは、古代から伝わる知恵です。
キクイモは、その知恵を体現しています。
天然のインスリンを含み、腸内環境を劇的に改善する。
現代人が悩む生活習慣病——糖尿病、肥満、高血圧、脂質異常症——これらすべてに、キクイモは希望を与えてくれます。
本当の豊かさとは、何か?
それは、高価なサプリメントを買うことではなく、自然が与えてくれる恵みを、感謝していただくこと。
それは、病気になってから高額な医療費を払うことではなく、日々の食事で健康を守ること。
キクイモは、そんな本当の豊かさを、教えてくれているのです。
■ 大空に向かって咲く黄色い花
私は、毎年秋になると、キクイモの花を見るのが楽しみです。
ひまわりに似た、美しい黄色い花。
大空に向かって、元気に咲く花。
その姿を見ていると、いつも元気をもらいます。
「今年も、ありがとう」
「また来年も、よろしくね」
そんな会話をしているような気持ちになります。
キクイモは、地上では美しい花を咲かせ、地下では黄金の宝物を蓄える。
その姿は、自然の力強さと優しさの象徴です。
派手ではないけれど、毎年確実に、恵みを届けてくれる。
それが、キクイモです。
■ 自然農園KAIKAからのメッセージ
最後に、あなたにお伝えしたいことがあります。
キクイモは、無肥料で毎年収穫できる、
自然からの贈り物です。
イヌリンという天然のインスリンを豊富に含み、
血糖値と腸内環境を整えてくれます。
一度植えれば、毎年あなたに健康を届けてくれる。
これほど頼もしい野菜が、他にあるでしょうか?
大空に向かって花を咲かせるキクイモから、
自然の豊かさと力強さを感じてください。
土の中で静かに育ち、
収穫の時を待つ黄金のイモ。
それは、自然が私たちに教えてくれる、
「循環」と「持続」の美しさです。
美味しい野菜と自然への愛で、笑顔の絶えない未来を一緒に作りましょう。
キクイモは、私たちに多くのことを教えてくれます。
毎年繰り返される恵み。
肥料なしで生まれる栄養。
自然の循環の美しさ。
そして、「あなたは、もう十分に豊かだよ」というメッセージ。
一粒のキクイモから、そんな人生が始まるかもしれません。
自然農園KAIKA
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